| 〜 復活!河童の神通力 〜 |
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ワシは清風荘の池に住む『河童ドキア』 清風荘の番人である。ワシも昔は、頭の上に立派なお皿をもったイケメン河童としてメス河童たちの憧れの的だった。
だが、ワシが遣える珈琲店のマスターが、ここ数年、頭の上が極端に涼しくなってしまった。マスターと一心同体同であるワシは、ちょっとした気まぐれで、大切な頭の皿を金魚を食べに来ていたアオサギの奴にくれてやったのだ。
それ以来、河童としての神通力がうまく使えず困り果てていた。そこで、花菖蒲の季節が終わる頃、ワシはマスターに相談したのジャ。
マスターは、ワシの目をじっと見つめて「オレに任せろ!」と言ってくれた。 |
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| まだ、残暑の厳しいある日の夕方、マスターが脚立をもって池にやって着た。そしてワシが鎮座する岩に脚立をかけると、背後からそっとワシの頭の上に何かを乗せた。どうやらそれは店で使っていたコーヒーソーサーなる皿らしい。最初の皿は大きくて重かった。次のは小さくて、色も気に入らなぬ。3つめは少し大きめだが、ワシはこの皿がいたく気に入ってしまった。 |
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| マスターもこれがいいと勧めてくれた。どうだ、なかなか立派なお皿ジャろ? これでワシの神通力も復活ジャ! |
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| 今度は、ワシの神通力でマスターの頭にも奇跡をおこしてみせようぞ!? |
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